セザール・フランク (Cesar Franck)

Name : Cesar Auguste-Jean-Guillaume-Hubert Franck
Country : ベルギー
Age : 1822年~1890年
History : 近代
ベルギー出身の音楽教育者であり、作曲家でありオルガン奏者。ピアニストのニコラ=ジョセフを父に持つ音楽的な環境で育ち、1830年にリエージュ音楽院へ進学。1832年にソルフェージュ科、1834年にピアノ科で、それぞれ一等を得た。
1835年、家族とともにパリへと渡り、1837年にパリ音楽院へ進学(このため音楽史上はフランスの作曲家と位置づけられる)。
1838年にピアノ科で、翌年対位法科で一等を得た。その後オルガン科でも2等を得るが、1842年に父の事情で中退、ローマ大賞への応募は果たせなかった。
このため晩年に至るまで大きな評価を得ることが出来ず、自身の作品も、1880年代に入ってから漸く評価された。
1858年、聖クロチルド教会のオルガン奏者となり、生涯その地位を務めるとともに、1871年にはゴール人のための音楽の育成を掲げて国民音楽協会を創設。さらに1872年からは師ブノワストの後任としてパリ音楽院オルガン科の教授に就任。
1885年にレジオン・ドヌール賞、1886年にパリ音楽院院長に就任。しかし、4年後にあたる1890年11月8日、インフルエンザをこじらせ,68歳で没する。

コメントを受け付けていません。