ヘンリー・パーセル (Henry Purcell)

Name : Henry Purcell
Country : イギリス
Age : 1659年~1695年
History : バロック

バロック時代のイギリス作曲家の中でも天才と言ってよい音楽家である。
幼少時代は王室付属礼拝堂少年聖歌隊員であったが、1673年に聖歌隊を退き、18才という若さで王室弦楽団の常任作曲家となる。
彼は、教会音楽や鍵盤楽器用独奏曲、器楽合奏曲、劇音楽など様々な分野で多くの作品を残したが、
中でも英語による声楽曲は彼の本領が発揮された分野だと言われている。
彼は1965年の11月21日、36歳という若さで生涯を閉じ、ウェストミンスターに葬られた。

また、年代別に語るとこうなる。
9-10才王室付属礼拝堂少年聖歌隊員。聖歌隊長クッツ・ハンフリーの指導を受けた。
1673年 変声期、聖歌隊を退き、当時楽器の演奏者と、調整者は同等の地位。
1679年 この時代の作品「3-7声のファンタジー」は伝統的対位法を駆使した名作。
1679年 ウェストミンスターのオルガン奏者の一員。数多くのアンセル(英国国教  会の宗教音楽)を作曲。
1683年 王室吹奏楽器の保管者の職。12曲のトリオソナタ。
1684年 テンプル教会に設置するオルガンを決めるための試奏が2組の奏者で行われ(パーセルとブロウ、他方ドラーギ)、4年間の競演の結果パーセル、ブロウ側が勝つ。
1690年 オペラ「ディドーとエネアス」「アーサー王」「テンペス」「妖精の女王」「インドの女王」他約声楽曲を中心に200以上の作品を残している。
1684年 メアリ女王の葬儀に彼のアンセル「Thou knowes Loard,the secrets of our herat」が演奏された。

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